零/
「先代は山をお護りして亡くなられた。今日からは其が護人として山を護らねばならぬ」
「我が命は元より山に捧げております故」
「そうか、良い返事だ」
「我が身に与えられし役目、全うしてご覧に入れましょう」
―――それが僕の運命で有る限り。
タ
灰 ソ ナ
色
僕らはそれでも生きていかなくてはならないから。
031103.
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壱